2022年10月下旬(10月16〜31日)の時事問題まとめ

2022年10月下旬の時事問題タイトル

こんにちは、たける(@takerushima)です!

このページでは2022年10月下旬の時事問題を紹介&解説しています。

2022年10月16日〜31日までに起きた出来事のうち、受験・就活・資格試験に出題されやすい時事問題をまとめましたので、皆さんの勉強にお役立てください。

たける

元教員の社会科塾講師がポイントをわかりやすくまとめました!
時事問題の勉強として押さえておくべきキーワードには、青色でハイライトをつけています。ぜひ勉強の参考にしてください!

もくじ

このページの使い方

このページで紹介している時事問題は、中高生のみならず、就職活動の大学生や社会人のかたなど、多くの方々にご活用いただいています。

ご活用いただいている方
  • 中学受験高校受験大学受験の対策
  • 中学受験生をもつ保護者さまの学習
  • 中学生・高校生の定期テスト対策
  • 就職活動公務員試験、社会人の資格試験対策
  • 教員の方、教育関係者の方

このブログでは、社会科の勉強という観点から、試験などに出題されやすい時事問題をまとめています。用語の丸暗記にならないよう、ポイントを押さえながら学習していくことが可能です。

このページの特徴
  • 用語の丸暗記にならないようポイントも解説しています!
  • 社会科で習う内容をもとに整理!テスト対策や就活などの勉強に最適です。
  • 動画で勉強したい人向けにYouTubeでより詳しく解説しています!

より詳しい解説をYouTubeにアップしています。登録者1万人以上のチャンネルで、効率よく動画で勉強してみてください!

2022年10月下旬の時事問題一覧

まずは押さえておくべき2022年10月下旬の時事問題を見ておきましょう!

  1. 政府・日銀が再び為替介入か(10/21など)
  2. 新型コロナの5回目のワクチン接種が始まる(10/21)
  3. イギリスで首相交代、トラス首相からスナク首相へ(10/25)
  4. ロシアが穀物輸出の合意を一方的に停止(10/29)

それぞれがどんな話題だったのか、押さえておくべきポイントは何かを順番に確認していきましょう!

2022年10月上旬の時事問題はこちらで紹介しています。

【1】政府・日銀が再び為替介入か(10/21など)

 この秋も続いている「急激な円安」をおさえるため、9月22日に続いて10月下旬も政府・日銀為替介入(市場介入)を行ったという見方が強まっています。

 為替介入とは、為替相場に急激な変動があった時などに、為替相場を安定させるために政府・日銀が通貨を売買することです。

 10月21日の政府・日銀による為替介入のあと、一時1ドル=151円台だった為替相場が144円台になるなどしました。

 この10月の介入について、政府・日銀は正式なコメントを発表していないことから覆面介入と呼ばれています。

【2】新型コロナの5回目のワクチン接種が始まる(10/21)

 10月下旬、新型コロナウイルスのワクチンの追加接種(3回目以降接種)の間隔が、前回の接種から3ヶ月に短縮されたことを受け、5回目のワクチン接種が開始されています。

 政府は、11・12月ごろに感染拡大が起きる可能性があるといわれる「第8波」や、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備えるため、接種間隔を短縮するなどして感染拡大に備えることとしています。

【3】イギリスで首相交代、トラス首相からスナク首相へ(10/25)

 10月25日、イギリスの新首相にリシ・スナク氏が就任しました。

 リシ・スナク氏はイギリス初となるアジア系(インド系)で有色人種の首相となります。

 イギリスの首相は、9月にボリス・ジョンソン首相の後任としてリズ・トラス首相が就任していましたが、公約として掲げていた減税政策に失敗し求心力が低下。就任から50日で退任する短命政権に終わっていました。

 スナク首相は、混乱に陥った経済を立て直せるかが手腕の発揮どころになりそうです。

近年のイギリス首相
  • 第75代:デーヴィッド・キャメロン(保守党、2010-2016年)※EU離脱国民投票を受け辞任
  • 第76代:テリーザ・メイ(保守党、2016-2019年)
  • 第77代:ボリス・ジョンソン(保守党、2019-2022年)※EU離脱を実行
  • 第78代:リズ・トラス(保守党、2022年)
  • 第79代:リシ・スナク(保守党、2022年〜)
たける

イギリスではEU離脱をめぐる国民投票以降、政権が短命になりつつあり、今回の首相交代をめぐっては野党から批判も上がっています。
2023年にはイギリス総選挙も予定されており、今後のイギリス政治のゆくえにも注目が集まります。

【4】ロシアが穀物輸出の合意を一方的に停止(10/29)

 10月29日、ロシアが穀物輸出に関する合意を一方的に停止すると宣言しました。(注:11月2日、ロシア政府は合意への復帰を表明しました。)

 穀物輸出の合意とは、ウクライナ・ロシア・トルコ・国連の四者によって今年7月に合意された、主にウクライナからの穀物の海上輸出に関する合意のことです。ロシアによるウクライナ侵略によって、小麦の有数の産地であるウクライナからの小麦輸出量が減少したことで、世界的に小麦をはじめとする穀物価格が高騰していることを受けて、四者による合意がなされていました。

時事問題の学習で大切なこと

受験・入試での時事問題の勉強というと、とにかく「大事な用語を覚えよう」となりがちですが、それだけでは十分な学習とは言えません。

出題者は決して、「どれくらい用語を知っているのか」という知識量だけを知りたいのではなく、「いかにニュース・世の中に興味を持てているのか」「みずから学ぶ姿勢を持っているか」という学習姿勢も測るために時事問題を出題することが多いからです。

時事問題で見られていること
  • ニュースや世の中に興味・関心を持つことができているのか
  • 一部の分野だけでなく、さまざまな話題に興味・関心を持っているか
  • みずから積極的・能動的に調べ、学び続ける姿勢を持っているか
  • 深い学びをできているか(課題が何かを認識し、その解決策を考えることができているか)
たける

教員のとき、実際に時事問題を出題していましたが、知識を問うだけでは出題する意味があまりなくなってしまうんですよね…(クイズのようになってしまい学習の本質から外れてしまうことが多いんです。)

ですから、時事問題を勉強する際は、ひとつひとつの時事問題について、みずから主体的に興味や関心を持って、今の世の中で一体何が起きているのかを学ぼうとする姿勢が大切です。

重要な用語を押さえることはもちろん、わからないと思ったことは調べてみたり、「なぜ?」という観点を持って日々のニュースに触れようとするその姿勢こそが、時事問題の学習を深めることになります。

時事問題の勉強で大切なこと
  • 重要な用語は覚えるだけでなく、意味も理解しておく
  • 内容や用語でわからないことがあれば調べて理解しようとする
  • ひとつひとつの時事問題について、自分なりの意見や考え方を持ってみる

そういった学びの助けになるよう、大切なポイントをこの記事でまとめましたから、ぜひそれらを参考に勉強してみてください。

また、同じテーマの内容を、より詳しく動画で学べるよう、YouTubeに動画をアップしているので、こちらも見てみてください。

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